去年の夏にパナリ島散策とシュノーケルに行ってきました。そのときの思い出を書き記したいと思います。
このツアーに参加したのは、秘密の島という響きに興味をもったのと、パナリ島上陸ツアーは何種類かあるけど、島内散策は限られたツアーのみが出来るためです。
パナリ島について
- この島は新城島ともいわれ、ツアーで入島することができる上地島、牧場のある下地島から成り立っています。パナリというのは離れという意味で、干潮時は上地島と下地島の間を歩いて渡れるらしいです。
- 一年に一度、島民しか参加できない祭りがある。現在は居住するには不便なため、ほとんどの人たちは石垣島や西表島に住んでいるが、祭りの時は一斉に新城島に帰ってくるとのこと。祭りに関しては口外や撮影禁止であり、いつ、どんなことが行われているのか全く謎である。
- 昔、このあたりにはジュゴンが生息しており、ジュゴンが人魚であると言われていたことから人魚伝説がある島と伝えられている。
- 人魚神社と言われる東(アーリー)御嶽にはジュゴンが祀られており、御嶽内には限られた人しか入ることが出来ない。どのようなところかは謎のベールに包まれている。
パナリ島への行き方
予約は前もって安栄観光のアクティビティ・体験ツアーから申し込みをしていたので、まずはの石垣離島ターミナル内にある安栄観光の窓口で受け付けをします。
アクティビティ代金を支払った後、パナリ島観光のお兄さんと打ち合わせ。新城島までのチケットをもらいます。出港時間前には出港口に来るようにと。
それまで、ターミナル内の売店でお茶やお水などドリンクを購入。
パナリ島へは、定期の便がないので西表島へ行く船に乗っていきます。船の中に入ると、パナリ島観光のお兄さんから西表島の大原港を経由するから、間違って降りないようにと説明を受けます。船の中は広く、テーブル席もあり快適です。
大原港を経由してパナリ島へ到着。ここで、パナリ島へ行く人たちがぞろぞろと降りていきます。私たちが行ったときは、新城島観光のツアーの人たちも降りていきました。
パナリ島
港へ到着しました。思っていたより、広く開放的な港でトイレも設置されています。島の入り口には注意書きが書かれていました。
パナリ島観光のお兄さんに連れられてパナリ島観光の建物まで歩いていきます。南国の雰囲気の木や民家を見ながら移動します。
パナリ島観光に到着です。このあたりの民家の塀はサンゴを重ねて作られたものですが、パナリ島観光の入り口もしかりです。
建物は縁側のある民家。縁側に荷物を置き、シュノーケルとかに必要なものを出して準備をします。
民家には人が住んでいるため、大声を出さないように移動していきます。民家におじいさんがいるのも見えました。静かな島で、ゆったりとした時間が流れています。
途中で、鳥居もありました。御嶽の入り口でしょうか。写真や動画撮影は厳禁です。
タカニク
国指定史跡先島諸島火番盛タカニク。その名の通り、琉球王朝時代、異国船や不審な船などが来た時に各地で狼煙を上げて、琉球王国まで知らせるための高台。この内の一か所です。
上地小中学校跡
現在は公民館になっています。公民館に上がらせてもらいました。島を見渡すことが出来ました。
パナリ島観光のお兄さんより郵便物についての話がありました。この島の郵便物は、おじいさんが一人で担っています。郵便物を出しても1週間だったか、1か月だったか忘れたころに届くらしいです。
あらかじめ、郵便物のことを知っていたら、ポストカードを持って行ってれば、出せたのになあと。
クイヌパナ
クイヌパナからは海とそこに浮かぶ島、パナリ島の港も見渡すことが出来ました。海の色が何とも言えないエメラルドブルーでした。
サンゴ礁のあるビーチ
ハブが出そうな道を歩いて通り抜け、ビーチへ向かいます。
海が透明で透き通っています。サンゴも広がっており、ニモには会せんでしたが、南国のおさかなさんたちにたくさん出会えました。
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北の浜
歩くには遠いので、グループごとに軽トラックに乗って連れて行ってもらいます。
ビーチは白砂のビーチで、透明な海が広がっています。島には、どこかから来たシュノーケルツアーの船も来ていました。
向こう側に下地島も見えます。
浅瀬でのんびり遊びます。
帰りは、北の浜に先に着いて遊んでいたグループから、再び軽トラックに乗って戻っていきました。
パナリ島観光の建物でシャワーを浴び、着替えをし港へ。港から、石垣離島ターミナルへ移動しツアー終了です。
まとめ
秘密の島とか、秘密の祭りとか怖い感じの島なのかなと思ってたけど、集落内はゆったりした時間が流れていて、穏やかなところだと感じました。
当たり前のことだけど、御嶽内には入らない、撮影してはいけないところを撮影しない、ツアー会社の人の言うことをちゃんと聞くなどルールを守って集落内に入らせていただくという気持ちで、ツアーには参加すべきだと思いました。
旅のワンポイント
- シュノーケルをするときは、サンゴにやさしい日焼け止めを使用すること。
- 濡れた体で高速船に乗ることはできないので、着替えやバスタオルを持参することを忘れないように。
- どのシュノーケルツアーでもだけど、水分補給をしっかりと行うために、ドリンク(特に水)を持っていくのがベストだと思います。(海での遊びって結構、塩水が口の中に入るからのどが渇いてしまうんですよね。)
- あらかじめ、はがきを用意しておき島内のポストに投函。帰ってからしばらくして出したはがきが戻ってきたら、旅の思い出がよみがえってきます。あと、どれくらい先に届くか気になりませんか?
上の2件に関してはツアー予約時に伝えられます。