うちやまうちこの日記

旅のことや食べ物のことを忖度なく綴っています。

【広島県竹原市】町並み保存地区と癒しのうさぎと地図から消された毒ガスの島大久野島を訪ねて

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道の駅たけはら

自宅より車を走らせ約5時間、道の駅 たけはらに到着。
目的はたけはら魚飯。実はこの日を遡ること4日前にあらかじめ予約していたのです。なぜならば、手間がかかるのでその日に行っても食べれないからです。
出汁のきいたご飯に、焼いてほぐした鯛の身、海老、絹さや、錦糸卵、竹の子などの具を乗せて、身を取り除いた鯛の骨でとった出汁をかけて食べる竹原市の郷土料理。
奄美大島の郷土料理鶏飯のお魚バージョンといったところでしょうか。
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まずは具を乗せ、すりおろしたわさびを乗せ出汁をかけて食べます。鯛のお出汁がきいているのと、わさびの風味が相まっておいしいです。

たけはら町並み保存地区

おなかがいっぱいになったところで、お散歩がてら観光に行きます。
海が近いからか、川の方から潮の香りがします。
暑い中テクテクと歩いて行き、たけはら町並み保存地区に到着。道路も石畳で趣があり入った瞬間風景が変わります。
ニッカウイスキーの創業者、竹鶴政孝の実家の酒造
竹鶴政孝と妻のリサの銅像

忠海港とその周辺

今日の目的地、大久野島へ渡るために忠海港へ。駐車場に車を置き、トランクから荷物を出し港へ向かいます。お土産屋の中にある券売機でチケットを購入し出港口へ向かったけど、目の前で船が出港。本当は16:25の便に乗りたかったけど、次の船まで1時間30分あります。なので、この辺りを見学することに。荷物をトランクに戻して車で出発。
道の駅たけはらでもらった小冊子に載っていた床浦神社へ。鳥居からは海が見渡せます。夕方というのもあるためか、少し淋しい雰囲気でした。
次は、アヨハタジャムデッキへ。ここでは、ジャム作りの体験(要予約)が出来ます。しかし、到着時間の目処が立たなかったので、体験はせず。
そろそろ、忠海へ。17:55の便を逃すと次の時間は18 : 40。晩御飯の時間にも影響するので急いで戻ります。
ウサギの餌は、大久野島では買えないので港のお土産屋さんで購入しておきます。
再び、トランクから荷物を取り出して港でスタンバイ。ここで荷物を忘れちゃうと、荷物を取りに戻れないので要確認です。
船を待ってる間、お土産屋さんの外観で写真撮影。いわゆる、映えスポットです。


船に乗り込みます。約15分の船旅です。
船内の中には、キャベツやにんじんを持って来ている人がいました。持ってこなかったのをちょっと後悔。

船に乗って渡る宿

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大久野島

【宿泊記】休暇村 大久野島 - うちやまうちこの日記

サイクリング

チェックアウト後、自転車を借りて大久野島内をサイクリングします。
休暇村の会員カードを持っていれば、少し割引されます。
休暇村を出て右から回っていきます。いたるところに、うさぎがいます。

毒ガス関連の遺跡もあります。




けっこう坂道を上っていくところもあったので、いい運動になりました。
ビジターセンターで、大久野島についての自然についてざっくり見学。

毒ガス資料館


大久野島で毒ガス工場が作られた経緯や、毒ガス作成時の作業着や道具の展示等があります。
ここで作業していた人は、何を作るか分からずに島に連れてこられて作業させられていたこと。その時に、毒ガスに被曝してしまい数年後に後遺症に苦しんだり、亡くなったことがすごくショックでした。
資料館を出て外にいるウサギちゃんたちに癒されます。このウサギちゃんたちは毒ガス実験のために連れてこられたうさぎたちの子孫で、この島は毒ガス実験のために、しばらくは地図から消されていましたが、今は休暇村が出来て今では癒しのリゾート地となっています。
自転車を返却し、港行きのバスを待っている間に休暇村内で軽食を食べたり、スタンプラリーをしたり、うさぎに餌やりをして過ごしました。
バスに乗って港へ向かいます。港から海を覗くと魚がたくさん泳いでいるのが見えました。
そして、船から出てきた人は昨日の私たちのように、大きい荷物を持っている人、軽装をした人たちが続々と降りてきました。その人たちと入れ替わるように船に乗り込み忠海港へ戻りました。
忠海港の土産屋さんで、空になったウサギの餌の袋と引き換えポストカード、スタンプラリーの景品として缶バッジをもらいました。
これをお土産に帰路につきました。

まとめ

たけはら町並み保存地区はきれいな町並みで、昔の情緒が感じられるところ。ゆったりとした気分で訪れることができました。
大久野島はウサギに癒されたり、海水浴場もできるリゾート地ですが、昔は悲しい歴史があった島です。現在の陽の部分のみでなく、影の部分も噛みしめながら散策することができました。
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