南紀勝浦温泉のホテル浦島に泊まったときに、那智勝浦町の観光地「那智の滝」「熊野那智大社」「青岸渡寺」に行ってきました。
車で那智勝浦の町を抜け、山を登っていくとそこは自然の大らかさと神聖さを感じられるところでした。あいにくの雨でしたが、那智の滝は迫力が増し、熊野那智大社と青岸渡寺はより一層厳かな雰囲気を醸し出しており、参拝後は心が洗われた感じになりました。
自動車でのアクセス
住所
〒649-5301
駐車場
お食事処かいはみ前の駐車場(400円)に停めて、そこから那智の滝、熊野本宮大社、青岸渡寺の順で歩いていきました。
調べたところ、お食事処かいはみより進んだところにある那智山観光センターは土日祝日などの繁忙期は駐車料金500円です。それ以外は、無料そうです(店舗での購入が必要かは要確認)
那智の滝(飛龍神社)
境内
まずは那智の滝(御龍様)に行ってきました。駐車場から坂を下ると鳥居が現れます。
鳥居をくぐり、大木が茂る自然の中の階段を進んでいくと、目の前には轟音をとどろかせた那智の滝が現れます。
森林と滝のパワーで、全体的に清々しい空気感が漂っています。
拝所
料金
大人300
小中学生200円
別料金ですが、中に入ると、御龍様の水も頂くことができ、さらに間近に感じることが出来るのでよかったです。また、お札をいただきました。(写真は大きさ比較のためにボールペンを置いてます)
延命長寿の水
参入口より進むと、まず延命長寿の水が先に現れたので、一口水を頂きました。すこし甘みを感じることができる柔らかい味でのどを潤させていただきました。
御龍本祈願所
境内から眺める御龍様は迫力があり素晴らしかったのですが、この祈願所から拝ませていただく御龍様はさらに近く、水のしぶきを間近に感じることが出来ました。
御瀧拝所舞台
御龍本祈願所、延命長寿の水の場所より階段を上りさらに進むと、御龍拝所舞台となります。
ここが一番、御龍様を間近に感じられるところで、轟音の迫力を感じると共にに水のしぶきが飛んでいるのをしっかりと眺めることが出来ました。
御霊石
平成23年、紀伊半島水害の復旧作業中に那智御龍より見つけられた丸石が安置されています。中は、暗かったためあまり拝観することが出来ませんでした。
熊野那智大社
飛龍神社からは、バス停那智の滝前の裏の階段から登って行き、青岸渡寺、熊野那智大社と回るのが一番効率がいいですが、車の中に御朱印帳を忘れて取りに行ったので、467段ある階段を登って熊野那智大社に行くことにしました。
この階段、本当にハードでした。何度も、まだ続くの?と辟易しますが、上った先には立派な鳥居が現れてきたのでテンションあがりましたた。
鳥居を抜けると、児宮(熊野古道沿いに、設置されている神社である九十九王子の一つである多富気王子が明治時代に大門坂付近より熊野那智大社内に移されたもの)や手水舎があります。
緩やかな階段を抜けると、またまた急な階段先には鳥居が現れます。
階段を上りきり、鳥居をくぐるといよいよ熊野那智大社です。
境内の中には、くぐり抜けてご利益を得ることができる大木があります。
青岸渡寺
熊野那智大社からすぐのところに青岸渡寺があります。こちら、西国三十三所の第一番札所でもあります。
こちらの本堂で御朱印をいただきました。
敷地内からは那智の滝と三重塔を眺めることができます。
青岸渡寺から那智の滝方向に向かって下ると、三重塔が近くに現れます。時間が遅かったので中には入れませんでしたが、エレベーターで最上階まで上ることができます(有料)。
まとめ
本当はスカッと晴れた日に行きたかったですが、雨が降っているからこその情緒もあってよかったです。
晴れていれば、大門坂から熊野古道を歩いて行くのも趣があっていいと思います。
【和歌山・熊野】平安衣装体験※ゆっくり体験コース3時間※平安衣装で那智の滝までお散歩♪/那智勝浦町観光案内所 - じゃらん遊び体験
私は、14時半過ぎに着いて、約2時間ちょっとで那智の滝、那智大社、青岸渡寺という周り方をしましたが(忘れ物ハプニングもあったため)これから行かれる方は出来れば午前中に行き那智大社、青岸渡寺、那智の滝の順番で行くことをおすすめします。
理由
- 午前中の方が陽の気が満ちている。
- 参拝終了時間に気を付けなければいけない。
- 那智大社への階段は467段で上るのはしんどいけど、上りきった先には大きい鳥居も現れるので、頑張って上がったなという実感がある。また、階段を降りる時危ないし怖い。(特に高齢者の方や足腰の弱い方は転倒に注意)
- 遠くから那智の滝を眺めた後に、間近で那智の滝を見た方が、感激が倍増。(先に、間近で見てから遠くから眺めたので、あとで滝を見たかったなと)
あくまで、個人的意見です。
ということで、締めくくろうと思います。