※この記事は、昨年12月の長野県旅行記をリライトしたものです。
長野県松本市の奥座敷として知られる浅間温泉の新しいタイプの宿で、馬肉と囲炉裏料理の居酒屋「新三よし浅間温泉いろりかこむ店」が併設されたホステルです。
宿のいちおしポイント
- 小さい宿だけど、心遣いがされていて居心地が良い。
- 併設されている居酒屋のごはんがおいしい。
- お風呂は源泉かけ流しで、泉質もよい。
- なんといっても、リーズナブル。
受付
フロントに入ると、たくさんの付箋が貼られた壁が目に入ります。この宿に泊まった人たちが、思い出を書き記していました。
色々なところから、色々な人たちが泊まりに来ているのがよくわかります。
狭いながらも、セルフドリンクコーナーが設置されています。
豆から入れてくれているコーヒー、紅茶など用意されていて、好きな時間に飲むことができます。
あとは、テーブル下にサッカーのミニゲームもあってちょっと遊ぶことが出来ます。
こういう、心遣いはありがたいものです。
レトロだけど今風な和室
私たちが泊まったお部屋は和室でした。
和室だけど壁紙がカラフル。
ハイカラ和室といったカテゴリーでしょうか。
寒いところだからか、オイルファンヒーターが元から部屋に設置されていました。
部屋をよく温めてくれました。
(写真は楽天トラベルより引用)
囲炉裏を囲んで食べる地元食材の豊富な夕食
宿の廊下から木の扉を開けると、目の前にはそれぞれのテーブルに囲炉裏が設置された居酒屋「新三よし浅間温泉いろりかこむ店」が広がっています。
居酒屋の入り口は表からの入り口と宿からの入り口があります。
食べたのはいろり信州づくしプレミアムコース。コース付きの宿泊プランです。それぞれ創意工夫されていて美味しく見た目もいいです。子供はお子様メニュー。ボリュームたっぷりです。
炭火で焼く炉端焼きが珍しくて、焼くのを待っている間もウキウキします。じっくりと炭火で焼かれた食材はジューシーで、それぞれの旨みが堪能できます。
馬肉料理って、馬刺ししか食べたことなかったから火を通す料理に躊躇してましたが、馬肉のつくねは臭みがなく旨みがあり、馬肉の信州りんご巻きは馬肉のは旨みとりんごの甘酸っぱさが相まって美味しく食べやすかったです。
牛ステーキは信州プレミアム牛。
柔らかく、和牛のおいしさが口に広がってきました。
もう、お腹いっぱいと思ったところに、信州名物とうじそばというのが出てきました。大鍋に山菜や鶏肉野菜の入ったお出しが入っていて、そこに茹でて小分けにしたお蕎麦をつけて温めて食べます。これが、本当に衝撃的美味しさ。
お出汁がすごく美味しくて、中に入っている野菜や山菜がまたいいんですよ。それまでのメニューでお腹いっぱいにも関わらず、美味しすぎて食べ過ぎてしまいました。
最後のデザートも美味しくて、大満足でした。
源泉掛け流し温泉
外国人の観光客も多いのか脱衣所には温泉の効能を英語で謳ったものが。
入浴する前に、自由に選べるシャンプーがあって好みのものを選んで入ります。なかなか気の利いた演出です。
しかも、あまり見たことのない結構いいシャンプーが置いてあって、どれにするか迷いました。
広くはない浴室ですが、畳が敷かれています。
浴室の床が冷たくなくていい感じです。
お風呂は源泉かけ流し温泉。泉質はアルカリ性単純温泉。身体がツルツルスベスベになります。
お風呂から上が後は、お風呂横にあるお部屋にはファミコンやミニゲームが置いてありました。
こういうのがあると、退屈せずに楽しく過ごすことができます。
浅間温泉街
お風呂から上がってもしこばらく、体がポカポカだったので、周囲を散策することに。なんとなく、寂れた雰囲気だったけど、温泉街の情緒もあり。
信州素材の体に優しい朝食
朝食は信州素材の和と洋の朝食。
下の写真にあるように、お品書きが図解で描かれており、わかりやすくてよかったです。
(写真は楽天トラベルより引用)
十八穀のおかゆが胃に優しくサラサラと食べれます。
朝食で一番おいしかったのは信州みそを使ったお味噌汁。お味噌のうまみ、コクとたくさんの具のうまみが合わさって、おいしかったです。
他にもサラダや豆腐など朝から盛りだくさんで満足でした。
小さい宿でしたが、心遣いが感じられて、食事もおいしくリーズナブルでいい宿でした。
※2024年2月11日現在では、夕食のメニューが変更になっており、いろり信州づくしプレミアムコースプランがなさそうでした。調べたところ、信州グルメフルコースが内容的に一番近そうです。