うちやまうちこの日記

旅のことや食べ物のことを忖度なく綴っています。

【初心者必見】宝塚歌劇の楽しみ方

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幼いころより、母に連れられて宝塚大劇場に行ってました。

物心ついた中で初めて印象に残っている作品は6歳くらいの時に見た「夜明けの序曲」で主人公がヒロインの腕の中で死んでいく姿です。

その後も母親とたまに父親を含めた家族3人で観劇に行ってました。

中学生くらいになると、同級生も宝塚歌劇が好きだということで一緒に「ベルサイユのバラ」を観に行きました。

高校生になると、お気に入りのスターさんがいてファンクラブに入り、高校卒業をしてからは、ミュージカル「エリザベート」にハマりまくり、よさそうな作品があると母親と一緒に観に行ってましたが、結婚子育てと同時にしばらく離れてしまいました。

今回、あるきっかけで宝塚歌劇を久しぶりに観たので、宝塚歌劇(主に宝塚大劇場)について少し書いてみようと思います。

ざっくり説明、宝塚歌劇とは

2024年の今年でレビュー110年を迎える宝塚歌劇は、阪急電車創業者の小林一三氏によって作られた兵庫県宝塚市を本拠地とする未婚の女性のみの劇団です。

本拠地の宝塚には宝塚大劇場、小さい会場のバウホールがあり、東京には東京宝塚大劇場があります。

梅田芸術劇場日本青年館での公演、全国ツアーなどもあります。

劇団員たちは超難関の宝塚音楽学校に入学後、2年間声楽やダンスお芝居など学び、それぞれの組(花・月・雪・星・宙)に配属されます。

最近では、パワハラや超過酷労働のため悲しい事件が起きたことでも有名ですね。

本拠地宝塚大劇場ってどんなところ

アクセス

阪急宝塚線および今津線の終点宝塚駅より徒歩約5分

JR福知山線宝塚駅より徒歩約8分

高速道路中国道宝塚インターより車で約10分

宝塚大劇場周辺

阪急宝塚駅を降り立つとダンス場面の銅像があります

駅近くの商業施設を抜けると花のみちが、この道を通って宝塚劇場へ向かいます。
(この写真は花のみち|宝塚市公式ホームページより引用)

 

久しぶりに来たら、宝塚ホテルが近くに移転していました。

宝塚の建物と一体化しています。ここに宿泊すると夢の世界が続きそうですね。

宝塚ホテル 2020年6月に宝塚歌劇場の西隣に移転

宝塚大劇場

宝塚の本拠地。この中に宝塚大劇場と、小劇場のバウホールがあります。

現在やっている公演とレビュー110周年の特大ポスター

チケットで入場後、正面にはうっとりするような階段が現れます

自動演奏のピアノ 公演中の曲が演奏されています

公演主要キャストの顔写真

その他に、劇場内にはレストランやお土産ショップなどあります。
お土産ショップはキャトルレーヴという専門ショップがあり(上の主要キャストの顔写真の右下が入り口、他にも入り口あり)書籍やスターのブロマイド、スターのデザインしたグッズ、それぞれの組のグッズや公演グッズが売られています。

店内は写真撮影禁止だったためお見せできませんが、他にもミッキーマウスやキティちゃん、familiarとコラボしたグッズも売られていました。

大阪・関西万博とコラボしたファイル 公式キャラクターのミャクミャクのラインダンス姿がキモかわいくて購入

 

uchiyamauchiko.hatenablog.com

宝塚歌劇の舞台ってどんな感じ

大劇場の舞台

ざっくりと書いた大劇場の図
  • 客席 1階席と2階席がある。席の種類によって値段が違う。もちろん1階前の方やセンター(真ん中あたり)になると高くなる
  • 銀橋 スターがここを渡って歌を歌ったりする。また、道として扱われるときもある。
  • オーケストラ 公演は指揮者もいて生演奏で行われる。開演前にはオーケストラの音合わせがあり、これを聞くといよいよ開演だという心づもりが出来る。
  • セリ セリが上がって舞台に登場したり、下がって奈落(舞台下)に降りたりする。後ろにある大きいセリの場合スターの上がり下がりのみでなく、セットが準備されて小部屋みたいに扱われることもある。
  • 盤 矢印の向きに回って動く。主要キャストがで矢印の方向と反対側に歩き、何かを決意したような演出に使ったり(一番印象に残っているのはミュージカルエリザベートの「私だけに」)あとは、奥に部屋のセットがされていて、歩いて行って部屋に入室するという演出に使われている。
  • 大階段 この大階段でフィナーレが行われる。あとは、この大階段を使用してダンスが行われたり、演劇上の演出として私が一番印象に残っているのは、ベルサイユのバラのマリーアントワネットが階段を上り絞首台に向かうシーン。

宝塚の演出構成

  • 二幕制で成り立っており、基本的には第一幕は芝居、第二幕はショーで形成されている。芝居が第一幕、第ニ幕と続く場合でも芝居終了後にはショーがある。
  • フィナーレすなわちショーの最後はスターが大階段から降りてきて、銀橋を渡り観客に挨拶をして舞台に戻り締めくくる。
  • フィナーレの始まりは、エトワールの歌から始まる。エトワールとは、いわゆる歌姫のことで選ばれるのは華があり、歌の上手な娘役。たまに、男役のエトワールもいる。
  • 芝居やショーの構成はトップスター(男役)を中心としたピラミッド形式となっている。
  • トップスターの相手役である娘役は例外を除き、トッスターとセットである。そのため、実力と人気のみでなくその時のトップスターとの相性や体格で選出される。
  • 男役スターメンバーは、トップスターから順番に二番手、三番手、四番手くらいまでいる。
  • 二番手になると、ほぼ次期トップスターになることが決まっている。
  • 専科という組があり(5組とは別の)芝居やダンスに長けた専門のベテラン集団が在籍しており、特別キャストとして出現し、いい味を出してくれている。

宝塚歌劇のおすすめポイント

  • 男役がめっちゃカッコいい。
  • 娘役が華奢で綺麗。
  • 衣装やセットが豪華で優雅な気分に浸れる。
  • 生演奏での公演で臨場感がある。これだけでも価値がある。
  • 悲しいエンディングでも、ショーでハッピーな気分になり締めくくることができる。
 

チケット入手方法

チケットは千秋楽の入手が一番困難であり、初日も難しいです。特にトップスターのサヨナラ公演の時は千秋楽と前楽(千秋楽の前日の公演)サヨナラショーを行うため、さらに入手困難になります。 入手方法はこちらチケット | 宝塚歌劇公式ホームページ参照ください。

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